名前

ST_3DUnion — 3次元の結合を計算します。

概要

geometry ST_3DUnion(geometry geom1, geometry geom2);

geometry ST_3DUnion(geometry set g1field);

説明

Availability: 2.2.0

Availability: 3.3.0 集約関数の形式が追加されました

このメソッドにはSFCGALバックエンドが必要です。

このメソッドはSQL/MM仕様の実装です。

SQL-MM IEC 13249-3: 5.1

この関数は3次元に対応し、Z値を削除しません。

この関数は多面体サーフェスに対応しています。

この関数は三角形と不規則三角網 (TIN)に対応しています。

集約関数形式: ジオメトリの集合を3次元結合したジオメトリを返します。ST_3DUnion()関数は、PostgreSQL用語で言うところの「集約関数」です。つまり、SUM()やMEAN()と同じ方法で複数のデータ行の操作を行い、他の集約関数と同じようにNULLジオメトリを無視します。

PostGIS関数ST_AsX3Dを使って3次元イメージを生成し、X3Dom HTML Javascript redering libraryを使ってHTMLでの描画を行います。

SELECT ST_Extrude(ST_Buffer(ST_GeomFromText('POINT(100 90)'),
 50, 'quad_segs=2'),0,0,30) AS geom1,
        ST_Extrude(ST_Buffer(ST_GeomFromText('POINT(80 80)'),
 50, 'quad_segs=1'),0,0,30) AS geom2;
                

元の3次元ジオメトリを重ねたもの。geom2は半透明で示しています。

SELECT ST_3DUnion(geom1,geom2)
FROM ( SELECT ST_Extrude(ST_Buffer(ST_GeomFromText('POINT(100 90)'),
 50, 'quad_segs=2'),0,0,30) AS geom1,
        ST_Extrude(ST_Buffer(ST_GeomFromText('POINT(80 80)'),
 50, 'quad_segs=1'),0,0,30) AS geom2 ) As t;

geom1とgeom2の結合

関連情報

ST_Extrude, ST_AsX3D, ST_3DIntersection ST_3DDifference