名前

postgis.enable_outdb_rasters — データベース外ラスタのバンドにアクセスできるようにする、真偽型のコンフィギュレーションオプション。

説明

データベース外ラスタのバンドにアクセスできるようにする、真偽型のコンフィギュレーションオプションです。このオプションは、PostgreSQLのコンフィギュレーションファイルpostgresql.confで設定できます。コネクションまたはトランザクションでも設定できます。

postgis.enable_outdb_rastersの初期値は、環境変数POSTGIS_ENABLE_OUTDB_RASTERSが0でない値で、PostgreSQL開始プロセスに渡されることでで設定されます。

[注記]

postgis.enable_outdb_rastersがTRUEであってでも、GUC postgis.gdal_enabled_driversは、アクセス可能なラスタ書式を判定します。

[注記]

標準的なPostGISのインストールでは、postgis.enable_outdb_rastersはFALSEに設定されています。

Availability: 2.2.0

現在のセッションでのpostgis.enable_outdb_rastersの設定とリセット。

SET postgis.enable_outdb_rasters TO True;
SET postgis.enable_outdb_rasters = default;
SET postgis.enable_outdb_rasters = True;
SET postgis.enable_outdb_rasters = False;
                

特定のデータベースに対する設定

ALTER DATABASE gisdb SET postgis.enable_outdb_rasters = true;
                

データベースクラスタ全体の設定。変更を有効にするには、データベースに再接続する必要があります。

--writes to postgres.auto.conf
ALTER SYSTEM postgis.enable_outdb_rasters = true;
 --Reloads postgres conf
SELECT pg_reload_conf();
                

関連情報

postgis.gdal_enabled_drivers postgis.gdal_config_options